居場所づくり100人インタビュー

2014年に100人へのインタビューを実施

→ 100人のコメントをカテゴリー分けし、キィーワードを抽出して見える化

→それをもとに対話会やワークショップでイメージ固め

 

実際に中高生の居場所で、毎日、彼らの声を聴いてきたメンバーと共に「若者にとって、居場所は必要なのか」を話し合ってきました。その際、他のメンバーからこんな問いが・・

「だけど、ほかの人たちはどう思っているんだろう?」

「もし、居場所が必要なら、どんな居場所なんだろう?」

そこで、100人にインタビューを実施。居場所の必要性と機能のキィーワードを抽出し、それをもとにたくさんの人たちと対話会やワークショップを重ね、「創りたい居場所」のイメージを固めていきました。

居場所100人コメント

 

■インタビューから見える若者の生きづらささ1) 食生活の貧困・主食のジャンクフード化。・親の事情(リストラ・離婚等による貧困や共働き等)や価値観が食生活に影響大。 

2)孤独・孤立

・環境が整っていても居場所がない、ありのままでいられない。

・SOSサインを出せない。でも、気づいてほしい。

・親の事情(リストラ・離婚等による貧困や共働き)で独りの時間が多い。

 

3)自己肯定感の低さ

問題を抱えているわけではなくても、 自己肯定感が低く、漠然とした焦りや不安がある。

・他者の目が気になって、ありのままの自分を表現することに臆病。

 

4)自立の不安

・自分の選択に自信がない。

・やりたいことがみつからず、焦っている。理想のモデルもいない。

 

5)人間関係の悩み

ネットのつきあいに違和感があるがやめられない。・トラブルになっても調整のしかたがわからない。

 

居場所づくり100人インタビューから見えた必要な居場所のキィーワード

1)つながる

2)自立

3)学び、育ち合う

4)安心

5)地域の拠点

6)多世代との関わり